プロケーブル自らが告白するスター電器のトランスの秘密と奥義!

プロケーブル自らが告白するスター電器のトランスの秘密と奥義!






 当社、プロケーブルは、スター電器さんにトランスを特注して、オーディオ用途として、かつて無かったほど高いレベルの音楽用トランスを開発する事に成功した張本人であります。
 プロケーブル社が、なぜスター電器さんにトランスの製造を依頼したのか?、その顛末を、プロケーブル社自身が、お話することとします。
 まず第一に、スター電器さんは、工業用トランスのメーカーであったがゆえに、オーディオ界の悪癖に、全く染まって居なかった、ということが挙げられます。
 プロケーブル社は、オーディオ界の悪癖が、音楽用のトランスにまで及んでいる、そしてそれが、盲点になっていることを、いち早く見抜いていたからこそ、スター電器さんに製造を任せる事になっていったのです。
 通常、オーディオ用、音楽用のトランスというのは、プラグにロジウムメッキが施されていたり、メスコンセントにまで、ロジウムメッキが施されていたりするのが通常でした。プロケーブル社が真っ向から否定しているメッキこそが、ロジウムメッキであったのです。さらには、銀色のメッキ類もそうです。
 したがって、プロケーブルが販売するトランスの中に、プラグやコンセントが、銀色にメッキされているのは、ただの一つも(本当にただの一つも)ありません。
 そして、オーディオ用のトランスの値段というのは、プロケーブル社のトランスとはうって変わって、酷い場合ですと、一台100万円から200万円という破格のものであるケースすら、中にはあったのです。安いものでも、30万円から40万円です。プロケーブル社がメスを入れていったのは、そのぼったくりという、オーディオ界に共通している「病巣」でした。こればかりは、プロケーブル社の体質なのでしょう。プロケーブル社は、お医者さん的な行動を、常に一貫して取ってきています。これはプロケーブル社の行動の秘密を解くうえで、非常に重要な事だと思います。
 さて、話は戻りまして、それらのトランスは、ロジウムメッキだったから高額だったわけでもありません。ロジウムメッキなどの価格は、しれているのです。
 では、なぜ高かったのか、言うまでもありません。プロケーブルが口を酸っぱくして語っている通り、皆さんから金銭をぼったくる為だけに、高額であったのです。恐るべき、電源トランス業界!、
 プロケーブルは、だからこそ、お医者さんが手術の時にメス取るように、メスを取って、ついには、動いたのです。
 他にもプロケーブルがスター電器さんにプロケーブルのトランスの製造を依頼したのには、確固たる理由が幾つもありました。

 

1)トランスの製造の歴史が非常に長いこと。
2)デザインだけの為に、数倍も高額になるような事は絶対にしない体質であること。
3)トランスの製造にかけては、半世紀ほども歴史があり、プロケーブル社の高いレベルの要望に応えるだけの洗練された技術力を兼ね備えている、日本で唯一のメーカーであったこと。
4)オーディオ界のような、ぼったくり癖などとは無縁の、非常に良心的な、プロケーブル社と組むには、ふさわしいと思えるメーカーさんであったこと。
5)プロケーブルとスター電器さんのスタッフ間の相性が非常に良かったこと。コミュニケーションがスムーズに運ぶ事が目に見えていたこと。

 

以上でしょうか。プロケーブル社は、直感で、これらのスター電器さんの長所を見抜いていたと思える節があるのです。

 

それだけではありません。業務用トランスメーカーですから、体質的に、薄利多売方式であり続けてきたメーカーさんだったのです。この点も、プロケーブル社の商法と全く同じであったのです。

 

抜群に良いものを、皆さんに、なるべくお安く提供する・・・。

 

スター電器とプロケーブルは、全く同じスタンスの上に立っていたのです。

 

 さて、紆余曲折を経て、はじめにスター電器製のダウン&アイソレーションが、プロケーブルから、音楽用途として、販売される事になったのが、7年ほど前でしょうか。

 

 これは当時を知っているかたは、記憶に残っておられる事と思いますが、オーディオの歴史に残るほどの、非常にショッキングな出来事だったのです。
 あまりにも音が凄い。目前に生音が迫ってくるほどに凄かったのです。これこそが、はじめからプロケーブル社が狙っていた、本物のトランスの威力、そのものだったのです。

 

 そして、一切の事に対して妥協する事を知らないプロケーブル社は、さらに進撃していきます。ここでは詳しく説明しませんが、静電シールドというものを組み込み、さらに生音が生々しくなる仕掛けを組み込んでいきます。

 

 そして、プロケーブル社は、プロ達の為の電源にも目を向けていました。コンサートホールで活躍するプロフェッショナル達が、満足するようなギターアンプ用電源、ベースアンプ用電源なども、次々に出していきます。

 

これは今では、コンサートにおける、プロ達の道具になってしまっているのです。

 

 スター電器製のトランスは、まだ今も、プロケーブル社とスター電器の共同作業によって、進化し続けているというのが、本当のところであります。ただ、何事も、完成というものがあります。デザインだけ変えるなどということは、車でもあるまいに、プロケーブルがする事とは思えません。

 

 何事にも「完成」というものがある以上、プロケーブルとスター電器の音楽用電源トランスというのは、すでに完成しているものもあるそうですが、不滅の完成度まで、全ての商品が、持ち上げられていくことでしょう。その日を楽しみに、プロケーブルのサイトを、時には覗いてやってください。